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夾竹桃

概要を知りたい方はこの記事。
詳細情報は強化版記事へ。


検索で来られた方々へ―
僕自身は夾竹桃自殺の失敗者です。無我夢中だったのでどれくらいかは細かく解りませんが、乾燥葉10数枚ほどでした。ですが、頻脈・運動失調しか起こらず、結局現在もぴんぴんしております。毒性が強いと言ってもこんなこともあります。もしかすれば嘔吐・疝痛で長時間苦しんだ挙句死ねないという事もあり得ますので、自殺などにはあまりお勧めできないかと。とか言いつつ、只今リベンジを企てております…。
前置きが長くなりましたが、それでは記事へどうぞ。

夾竹桃の花が咲く時分となりました。
この時期、夾竹桃の植物体に含まれる毒は最も強くなると言われています。
おや、話を急ぎ過ぎましたね。
本日は夾竹桃の毒成分のお話を致しましょうか。

夾竹桃はキョウチクトウ科キョウチクトウ属、インド原産の常緑大低木です。
葉は全縁で長披針形、先端も基部も尖ります。
長さは15cm程、長くなると30cm程にもなります。
またやや薄く革質で、多くは三輪生で稀に対生。
葉の裏には細かい窪みがあり、気孔がその内側に開きます。
気孔の周りには繊毛が生えており、これが有害物質を外へ押し出す働きをするのです。
この特性の為、夾竹桃は高速道路の生垣などとしてよく植えられます。
花期は7-10月で、花の色は白、濃桃、黄など、最近バリエーションが豊富です。
花弁は各々がやや曲がり、テイカカズラとは曲がり方が反対になっています。
径約4-5cm、基部が杯状になっています。
樹高3-4mに育ち、非常に丈夫な植物です。
実をつける事は滅多に無いので、挿し木で増やします。
挿し木の適期は、そうですね、丁度今頃が良いと思います。
切った枝を水に挿しておくだけで、根が出てくるという事をどこかで読みました。

さて、本題の毒成分に移りましょう。
葉にはオレアンドリン、アディネリン、ネリアチンなどを、
樹皮にはジギトキシゲニン、オドロシド、ステアリン酸などを含みます。
その他の部位にも、例えば花にも、全ての部分に毒があります。
乾燥させたものは大丈夫ですが、生木を燃やした煙を吸い込んでも中毒する可能性があります。
腐葉土になると毒性は半減するとも、また腐葉土になっても毒性はそのままだとも書かれていて、情報量は半々なのでどちらが正しいのか解りません。
使用する時は水洗いして汚れを落とし、日向で乾燥させて用います。
薬としても毒としても、有効成分は強心配糖体であるオレアンドリンがメインです。
オレアンドリンはアグリコン(オレアンドリゲニン)と糖(オレアンドロース)がO-グリコシド結合したものですが、
生葉中ではオレアンドリンが更に二糖(ゲンチオビオース)と結合し、2分子のグルコース(オレアンドリンゲンチオビオシド)として存在しています。
オレアンドリンゲンチオビオシドはオレアンドリンよりは毒性は少し低いようですが、
生体の消化管内でこれが酵素により切断されるとオレアンドリンとなります。

オレアンドリンはシアン化カリウム、つまり青酸カリをも上回る劇毒で、
ヒトでの致死量は0.30mg/kg、これは純粋な物質としての致死量ですが、
ウシの経口での半数致死量は乾燥葉50mg/kgという報告があります。
オレアンドリンの分子式はC32H48O9、分子量は576.73、mpは250℃です。
水には溶けにくいようですが、脂溶しやすいのは確かです。
熱には比較的安定しており、このような性質から多くの中毒事件が起こりました。

有名な事故ですが、フランスで夾竹桃の枝をバーベキューの串にして肉や野菜を焼いた11人中7人が死亡した例が存在します。
熱によって染み出したオレアンドリンが、肉の脂に染み込んだものと思われ、
また、96歳の女性が4gの夾竹桃を食して自殺を遂げた例もあります。
日本では、箸代わりに使った子供たちが死亡した事故もありました。
更に派手なところでは、アレキサンダー大王の軍隊もナポレオン軍も、また太平洋戦争時の日本軍も、夾竹桃の枝を焼き串や箸に使った事で多くの兵を亡くしました。

強心配糖体の感受性は、年齢が大きい程鈍くなるという性質があり、
薬にする場合、児童には成人の半分以下を処方しなければなりません。
薬としての強心配糖体はジギタリスに含まれるジゴキシン・ジギトキシンがよく使われますが、
その話は僕の気が向いたら、また今度いつか。

夾竹桃の中毒症状に移りましょう。
夾竹桃の枝などを折ると白い乳液が出てきますが、これに触れると皮膚炎を起こし、
汁がついた手で眼をこすると刺激され、涙が止まらなくなる事もあります。
経口で摂取した場合、オレアンドリンにはジギトキシンより強い催吐性がある為、
当然のように吐き気・嘔吐・疝痛・下痢・食欲不振が起こります。
これらは摂取後約1時間で現れます。
オレアンドリンは体内に入ると神経細胞の興奮・肝機能の低下・筋収縮を引き起こし、
他の中毒症状としては眩暈、冷や汗、頻脈、不整脈、運動失調、動悸があります。
別の本を見ると更に、四肢の麻痺、局所性チアノーゼ、黄疸、重症になると呼吸困難、卒倒、痙攣、瞳孔散大、昏迷、ショック、眠りを貪る、とあります。
どの書物にも共通するのは、心臓麻痺を起こして死に至るという部分です。



僕はトリカブトとキョウチクトウに惹かれます。
何故なら、僕に似ているから。
あなたが手を出さなければ、僕はあなたを害さない。
あなたは僕の劇毒に気付かず、僕はあなたを欺く為に美しい花を咲かせるだけ。
あなたが枝を手折るくらいならば、皮膚の炎症くらいに留めておこう。
でもそれ以上傷つけるのなら、僕はあなたを殺すことも厭わない。

鳥兜が高貴に佇む、薄暗い涼しい森が僕の安住の地、
でも過去の栄光を忘れた夾竹桃のように炎天下、汚れた空気に晒されて立っている。
あなたが僕を消し去ろうと火を点けるのなら、あなたも僕の道連れになるでしょう。



oleander

尖った若葉を空に向け 都会の喧騒に佇む
汚れた空気にえも耐えど 健気な緑に秘めし毒

こんな都会の片隅で 彼らは何を待っている
栄えありし頃の追憶に 鋭く研いだ牙を剥く
通り過ぎゆく人々に 微笑む花を投げかけて
その心臓を止める日を ただ天を仰ぎ願い見る


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Comment

2009.05.14 Thu 21:05  管理人のみ閲覧できます

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2011.02.01 Tue 07:17  

狩猟に使われる毒を検索したらヒットしました。
トリカブト、イポウなどの植物毒や、あらゆる動物毒に興味があります。
特に狩猟に使われた毒に興味があります。
アイヌやアリュートなど北方民族は、鯨さえもトリカブト毒で倒したそうですね。
私は海に潜るのが好きでクラゲや毒ウニ、毒魚など沢山の毒にやられた経験を持っています。
その経験から言える事は、毒に対して耐性を持つようになる事です。
そして、毒は個体や生息場所で毒性の強さが異なります。

貴方が死ななかったのは、たまたま毒性が弱かったからなのかも知れませんね。
でもリベンジするのは止めてください。
少なくとも貴方の書いた記事は、私の役には立っています。
私も生きているのが辛い事が多いと感じますが、いき続けていれば良い事もあると思い生活しています。
貴方の苦しみは私には分かりませんが、生きて毒の話をブログに書き続けて戴きたいと存じます。

2011.02.03 Thu 22:08  

こんにちは。
僕は幼い頃から植物が好きだったためか、特に植物毒に興味があります。そういえば前々からトリカブトについて書こうと思っているのに、何だかいつも流れてしまっている。(苦笑
狩猟の毒といえば、ストロファンツス(キョウチクトウ科)が面白いですよ。植物の外見からして面白いです。
また、毒の強さが異なるという事で興味深いのはドクニンジンでしょうか。それに含まれるコニウムの濃度は天気にさえ左右されます。トリカブトも種や生息場所によってアコニチン濃度が異なる事で有名ですね。
推測ですが、僕が死ななかったのは消化の問題だと思います(笑)嘔吐した時、吐瀉物に明らかにほとんど消化されていない葉が結構混じっていたので...。あとリベンジするとしても、余程のことがない限り夾竹桃は止めておくので大丈夫です(そういう話じゃないw)。
僕は色々考えた挙げ句に死んだ方が合理的なのではないかと結論づけたので死にたがっているのです。少なくとも生きている事は非合理的なのだと。ですから例え僕の行動が全人類の役に立っていようと、人生に全く辛い事がなかろうと、僕がそれによって生きている事は合理的であると結論しない限り、やはり自ら死ぬでしょう。
しかしとりあえず今はまだ生きているし、毒についてもまだまだ書く予定です!

2011.04.07 Thu 03:46  

こんばんは
とりあえず、お元気そうなので少し安心しました。
>狩猟の毒といえば、ストロファンツス(キョウチクトウ科)が面白いです>よ。植物の外見からして面白いです。
仰るとおり、キョウチクトウ科は分布域が広くて、様々な種類があり、毒の強さも異なっており、大変に興味深いですね。アフリカでは、現在でもキョウチクトウ科は矢毒として用いられているそうです。
特にAcokantheraは毒性が強く、象狩りや時として人に対しても使われるそうですね。

しかし、アフリカよりも東南アジアの方が毒の多様性では、優っているでしょうね。
キョウチクトウ科ならストロファンツス・デイワリカーツスを筆頭に何種もありますし、マチン科ゲルセミウム・エレガンス、ストリキニーネ、サトイモ科ルキル、イポウ、そして、トウアズキとスターの揃い踏み状態です。
中でもトウアズキは、他の有毒植物はアルカロイドが一般的なのに対して、蛋白毒と興味深いです。
ですから、トウアズキは煎じて薬として使われますが、矢毒として血液中に入ると、筋注;LD50:イヌ:600ng/kgとゲルセミウム・エレガンスのゲルセミンを上回る恐ろしい猛毒となります。単離した毒の成分としてなら、こちらの方が正真正銘の植物界最強の毒だと思います。
もっとも、トウアズキの毒はタンパク質の合成阻害なので、死ぬまでに大変時間が掛かります。
ゆえに、自殺用には向きませんね。

毒という点ではトリカブトも優れたものですが、南米のクラーレも興味深いですね。
クラーレは筋弛緩剤としての作用を持ちますが、消化器官からは吸収されないという性質を持ち、まさに矢毒として使われる為に誕生したような植物です。何故、現地人はクラーレの毒に気付いたか、とても興味がかきたてられます。

植物の毒という点では、青酸配糖体も興味深いですね。青酸配糖体はバラ属の筆頭に様々な種類の植物に含まれます。何故、多用な植物が青酸配糖体を含むのか謎ですよね。


北落師門さんの次回の毒の話を楽しみにしております。

2011.04.07 Thu 13:59  

キョウチクトウ科の植物はむしろ毒でないもののほうが少ない印象を受けます。というか無毒のものが思い浮かばない。超下っ端(?)のニチニチソウすら微毒なわけですし。

トウアズキの毒は蛋白毒だったのですか。本草綱目に載っていた気がするのですが、あまり詳しくは見てないです;面白そうなので今度見てみますね(で記事にしたりとか)。
蛋白質の合成阻害といえばリシン!ついこの間まで家の近くの道路脇にトウゴマが(夾竹桃と一緒に;;)生えていたのに、道路拡張工事のために全部伐採されてしまいました。悲しい。
あとリシンときたら暗殺で、クラーレ・ストリキニーネは愛犬家殺人事件、アコニチン・テトロドトキシン(フグですが)は保険金殺人・・・ってろくなものが出てこない(笑)。

効きはじめる時間が長いものといえばコルヒチン(イヌサフランの)が出てきますね。細胞分裂の阻害という特徴から種無しスイカの栽培に使われるあれです。実際育ててみましたが花はなかなか可憐なんですよ。写真で見るより。残った球根がとってありますが別に食べる予定でもないです。(殴

>何故、現地人はクラーレの毒に気付いたか、とても興味がかきたてられます。
これは僕もいつも思っていることです。血液に入れば毒になり、消化管なら毒ではない。科学の発達した現在でも、もしそういうクラーレの特性が知られていなかったら、ちゃんと発見されるかどうか確信が持てないです。
同じように不思議なものとしては、イチイやイヌホオズキの果実でしょう。果肉の部分以外にはすべて毒を含み、種子にも毒がある。そうすることによって植物本体が食害されたり、種自体を噛み砕かれたりということがなくなり、しかし小動物や鳥には食べられるので広範囲に種子が媒介されるというわけです。進化というのはすごい。

青酸配糖体・・・といえば、結局アジサイの毒は青酸配糖体ということで解決したんでしたっけ?
  • #MF8IyTP2
  • 北落師門
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2011.04.10 Sun 07:03  

>蛋白質の合成阻害といえばリシン!ついこの間まで家の近くの道路>脇にトウゴマが(夾竹桃と一緒に;;)生えていたのに、道路拡張工事>のために全部伐採されてしまいました。悲しい。
>あとリシンときたら暗殺で、クラーレ・ストリキニーネは愛犬家殺人事>件、アコニチン・テトロドトキシン(フグですが)は保険金殺人・・・って>ろくなものが出てこない(笑)。
トウアズキの毒成分であるアブリンは、リシンの75倍の毒性だそうです。
しかもトウアズキは南西諸島を含む東南アジアと南米に分布しているのも興味深いです。
その上、トウアズキの種をアクセサリーとして、輸入販売されています。
そのアクセサリーで人が何人も死んでしまう毒がある事なんて、輸入している人達は知らないんでしょうね。

>もしそういうクラーレの特性が知られていなかったら、ちゃんと発見さ>れるかどうか確信が持てないです
しかもクラーレは科が違う複数の植物から見出されているのが凄いですよね。

>進化というのはすごい。
本当にそうですね。現在の植物は、それを食べる草食動物との戦いを今も繰り広げながらも生き延びていますからね。
きっと、陸上に最初に上陸したフウインボクなどのシダ植物などは、毒を持たなかったのではと想像しています。
さらに恐竜が絶滅した一因として、白亜紀に登場した被子植物が持つ毒もあったのではないかと夢想しております。
実際、有毒植物の殆んどが被子植物ですからね。
 話は変わりますが、長崎県の野崎島は鹿による食害で、鹿が忌避する臭いや毒なども持つ植物だらけになり、鹿の食草も鹿害の無い地域とは全く別の形態になっているそうです。
植物の毒による草食動物との攻防には、興味が尽きません。本当に短期間で植物相が変化していくものですね。

>青酸配糖体・・・といえば、結局アジサイの毒は青酸配糖体ということ>で解決したんでしたっけ?
青酸配糖体では無く、現時点で正体不明との事だそうです。

2011.04.17 Sun 15:06  

確かにトウアズキの実は綺麗ですからね。中国語だと「相思豆」とかいうむやみにロマンチックな名前がついていますが、本草綱目にもきちんと「有大毒」と書いてあるので、トウアズキの毒に関して無知だというわけでもないようです。
それにしてもトウアズキ強し。純粋成分としてのリシンといえば植物毒の中では最も強いものという認識があったのですが、75倍というのがLD50を基準にしているものならテタヌストキシン(破傷風菌の)より強いことになるかも知れません...!記憶が曖昧なので何とも言えないですが;;

鹿の食草といって思い出すのは奈良のアセビ。鹿に食い荒らされて他の植物は壊滅状態なのに、アセビだけには手をつけないためそれだけが大量に生い茂っている状態だそうです。他の動物も、アセビだけは本能的に食べていけないとわかっているのらしく与えても食べようとしないのだそうです。
虫も食わない毒草としてはトウワタでしょうか。オオカバマダラだけが食草にするやつです。そんなに強い毒でもないのになんで忌避されるのか不思議だったのでよく覚えています。
そして結局アジサイの毒はまだ不明か...。
  • #MF8IyTP2
  • 北落師門
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2011.09.28 Wed 00:18  

こんにちは。

夾竹桃で検索をかけたらヒットしました。
私はジギタリスで自殺企図したことがあります。

1枚の葉に含まれるジギトキシン、ジゴキシンの量を調べ、薬理活性が低下しないようにわざわざ葉をオーブンで焼いたりしてました(笑)がとりあえず生きております。

今でも有毒植物について色々調べたりしています。
北落師門さんの有毒植物の記事はとても興味深いです。

次回の有毒植物の記事を楽しみにしております。
  • #Ip/fgraw
  • さくら
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2011.09.28 Wed 13:34  

初めまして。どうもありがとうございます。

ジギタリスとは...苦くなかったですか(笑
書籍で読んでいると自殺は結構あっけなく遂行できそうなのに、いざやってみると死に損なうことが多いんですよね。とはいえやはり確かに人はあっけなく死ぬものだというのを否定できないのが不思議です。
  • #MF8IyTP2
  • 北落師門
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2011.09.28 Wed 20:46  

ジギタリスはかなり苦かったです。(笑)
コーヒーを飲み少しでもカリウム濃度を下げ、吐かないようにドクマチールを飲み、カルシウムのサプリメントも飲んだんですけれどね。(笑)しかもスズランをいけていた花瓶の水で流し込んだのですが…。
なかなか難しいです。

>書籍で読んでいると自殺は結構あっけなく遂行できそうなのに、いざやってみると死に損なうことが多いんですよね。
本当にそうですね。どうして死ねないんでしょうね。しかし実際親戚が硫化水素で自殺しているので、人間はあっけなく死ぬものでもあるのだと思います。

今度植物で図るならオオミフクラギにします。トリカブトは漢方薬で飲んでいるので、あまり効かない気がするので(笑)


  • #Ip/fgraw
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2011.09.29 Thu 13:49  

やっぱり苦いですか...;
というか、何だかとても念入りですね。僕はといえば自暴自棄の極みにいながら訳もわからず夾竹桃の葉を貪っていた(呆

>トリカブトは漢方薬で飲んでいるので、あまり効かない気がするので(笑)
漢方薬に用いられる植物など(特に有毒のもの)は毒を弱め薬効を強くするために「炮制」という処理過程を経ています。なので基本的に薬剤になっているものは元より毒性が弱くなっているはずです。
僕は漢方でサソリだのセミの殻だのムカデだのを飲んだことがあります。ムカデは本草綱目だと「有大毒」なのですが、炮制されているので安全でした。多分...
あと、日本国内だけでも種や自生する場所によってトリカブトの毒性は違ってくるようです。

オオミフクラギの問題は日本に産しないことですね。沖縄にはミフクラギならあるみたいですが、恐らくちょっと違うと思います。でもやっぱりオオミフクラギは自殺用というより毒殺用だt(ry
  • #MF8IyTP2
  • 北落師門
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2011.09.29 Thu 21:40  

確かに念入りでしたね(笑)一回でちゃんと決めようと思ったのですが…。
夾竹桃はどんな味がするんですか。

セミの殻は鎮静作用とか解熱でしたよね。ムカデの漢方は蜈蚣でしたっけ?帯状疱疹の時に使用したかと思います。民間療法にムカデ油がありますが、私はムカデを直に一度も見たことがありません。

>日本国内だけでも種や自生する場所によってトリカブトの毒性は違ってくるようです。
そうですね。山トリカブトが毒性強いですよね。根をかじってどれだけ舌が痺れるか試してみたいです(笑)オフラストスは著書「植物誌」の中で、「根は形と色がクルマエビのよう」と書いていますがクルマエビには似てない気がします(笑)

>オオミフクラギの問題は日本に産しないことですね。
本当に残念です…。インドまで取りにいこうかなと思います。毒殺されてもかまわないのですが(笑)苦みを消すためにカレーとかに混入されていたら嫌です。“最後の晩餐がカレー”はないと思います。(笑)
  • #Ip/fgraw
  • さくら
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2011.09.30 Fri 06:18  ありがとうございました

毒、長時間苦しむ、で検索しました(笑)
ありがとうございました、非常に助けになりました。

一度、極限まで苦痛を味わってみたかったので。
本当に死にたい場合はオオミフクラギが良さそうですが、入手は難しそうですね。そちらのページも読ませていただきました。

少量ずつ足していく方法にしようと思っていますが、急に作用が進んで結局死んでしまった、という場合を考えて、一応、遺書を残しておきます。
精神科の薬は、眠くなったり吐いたりばかりで、あまり重篤にならないので、フグ毒を考えていたところでした。

では、また...来れるか分かりませんが。

2011.09.30 Fri 17:34  

> さくらさん
夾竹桃の味ですか。えっと、ただの雑草の味です(苦笑)。乳液が皮膚炎を起こすというのでもうちょっと刺激が来るかと思っていましたが、至って普通でした。ついでに言うと乳液を手全体に浴びたこともありますが、赤くなりすらしませんでした...
ムカデといえば、小さかった頃に見かけて捕まえようとした事があります。それで当然ながら噛まれてむやみに痛かったのですが、親に言ったら即座に毒を吸い出されて結局何も起こらなかった記憶が。
そして出た「クルマエビ」。いやクルマエビはないでしょうよと言いたくもなります;;それにしても植松黎さんは果敢ですよね...その場で掘り出したトリカブトを齧るっていうのも凄いですが、個人的にはイラクサを掴むほうが勇気がいると思います。イラクサに遭遇しても何もしなかった僕は小心者です(笑)。
インドまでオオミフクラギを取りに行くくらいならタイに行って冶葛を取ってきましょうよ!冶葛を見るまでは死ねない!(多分)
最後の晩餐がカレーって;;何だか拍子抜けする気がします...。


>まこさん
初めまして。どうもです。
極限まで苦しむといったらキョウチクトウやオオミフクラギでは生ぬるいですよ(何)。骨折に繋がるほどの反弓硬直を起こすマチン(ストリキニーネ)/破傷風菌(テタノスパスミン)、意識があるまま呼吸筋が麻痺していくドクニンジン(コニイン)、胃腸の粘膜が爛れきる冶葛(ゲルセミン)、内臓の細胞がスポンジ状にじわじわ破壊されていくドクツルタケ(α-アマニチン)、出血毒による激痛を引き起こすクサリヘビ...と挙げ出したらもう切りがない。
僕が見るに一番壮絶なのはやっぱりストリキニーネ辺りでしょうか。但し日本では入手しづらいと来ているので、ロウバイ(カリカンチン)で代用するしかないかもしれません。でもドクツルタケは日本に結構生えているそうですし、少なければ一本で目的達成です。
「眠くなったり吐いたり」で思い出しましたが、そういう睡眠薬系統で自殺を遂げる場合は「大量に飲む→眠る→寝ている間に嘔吐→吐いたものが気管に詰まって窒息」という情けない(?)死に方がほとんどだそうですので、やめといたほうが良いかと思われます(笑)。
  • #MF8IyTP2
  • 北落師門
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2011.10.02 Sun 15:23  すごいですね

北落師門さん
お返事ありがとうございます。
すごい知識ですね。圧倒されます。
一つ一つについて、詳しく知りたくなりました。
深刻な後遺症が残りそうなものばかりですね。

はい、精神科の薬は避けます。嘔吐物で窒息...は嫌です(笑)

どこにでもあるキョウチクトウ。
生の葉を刻んで飲みました。少しずつでも、
腹部に差し込むような激痛で七転八倒、頭痛、吐き気、目眩が数時間続きましたが、意識はずっとあって。
あとどのくらい足せば死ぬのか、ぼんやり考えてました。植物の個体によって毒の強さが違うのでしょうし、その人との相性、もあるのでしょうね。生死の境目について、現実感がなかったです。一度、毒だけ抽出してみたいです。

臓器はかなり傷んだのかもしれませんが、少し人格が変わったような気がします。そんなご経験がありますか?
また、毒の話、お待ちしてます。

2011.10.02 Sun 22:51  

植松さんの本は私も読みました。イラクサは奈良公園で発見したとき観察するだけにしときました(笑)イネ科の植物で二酸化ケイ素は骨格維持等の役割を果たしていますがイラクサは二酸化ケイ素を棘に使うのか面白いです。

冶葛は確かに見てみたい。なんで正倉院にあるんでしょうね。そしてかなり使用されているので誰に使ったのかが気になる!!!!

カレーで思い出しましたが、「カレー毒物混入事件」ってありましたが、毒物はヒ素でしたよね。それがもし、オオミフクラギ(しかもかなり大量の!!)だったら毒物はちゃんと検出できたと思いますか。
私はなんだかよく分からないまま毒物をでっちあげるんじゃないか、と思います。
北落師門さんはどう思われますか。
  • #-
  • さくら
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2011.10.04 Tue 23:37  

>まこさん
生還されましたか!
僕は腹痛はそこまで酷くなかったのですが、嘔吐・頭痛・目眩はありました。確かに意識はずっとはっきりしていますよね。それだから余計に気分が悪い。ついでにむやみに足がふらついたり、脈がおかしくなったりもしましたが、喩えるなら重症の加速度病みたいなものだったかもしれません(笑)。毒で苦しんでいる間は死ぬことについてはあまり考えていませんでした。むしろ飲む前に「そうか、僕は死ぬのか...死ぬのだ...今度こそ死ぬのだ」などと悲壮な覚悟を抱いていました。結局死んでないですが!
毒の抽出は、ここのブログにきたコメントで知った事なのですが、ソックスレー抽出器で粗く抽出できるかもしれないとのことです。
今日の更新も有毒植物についてのつもりですが、何だか写真があまりにも重過ぎて上げられなさそうな予感がする...;;

>さくらさん
イラクサといえば、今日HDを漁っていたらセイヨウイラクサらしき写真が出てきました。イラクサのエントリーに追加しようと思うのですが、いかんせんサイズが大きくてアップロードが遅い。かといって縮小させて画質が落ちるのも嫌だというわけで(何)様子を見ています。
正倉院に「ある」理由は解るのですが、なぜ「なくなった」のかが不思議なんですよね。あるのはもちろん薬として使うためでしょうが、なくなる理由があまりにも怪しい(笑)使用記録に記載された名前が曖昧なのも怪しさ助長。
今はヒ素や青酸カリは流通ルートが限られている上に検出も容易なので(青酸に至っては検死だけでわかってしまう)、それらを使った毒殺はもはや大抵がアホの所業でしょう。しかしオオミフクラギはまずよく知られていないのに加えて検出も難しいそうですから、「なんだかよく分からないまま毒物をでっちあげる」可能性も否めないと思います。仮にも「完全犯罪になる」と言われる植物ですからね。ただし、オオミフクラギが日本に産しないので、被害者と関係のある人物を洗っていくときに「最近インドに行った人物」というような絞り方をすれば、やはりすぐに被疑者の特定はできるはずです。あっでもそもそもケルベリンが検出されなければ意味もないか...。
  • #MF8IyTP2
  • 北落師門
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2012.06.07 Thu 17:38  無題

最近、私の飼い犬が誤って夾竹桃を食べて入院して治療を受けたのですが死んでしまいました。検索をかけたらこちらに詳しく書いてあって症状などわかって参考になりました。老衰ならまだしも毒に苦しんで死んだというのは辛いものですね。ありがとうございました。
  • #-
  • まりも
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2012.06.12 Tue 02:39  

ご訪問ありがとうございます。
この記事の強化版を作るにあたって色々と調べていたら、意外と犬や猫の中毒事例が多くて「犬って葉なんか食べるのか?」と思っていましたが、やはりあるものなのか、と思いました。
何はともあれ、残念なことでしたね...。感受度が同じだと仮定すると、犬は体重が軽いので確かに少量で中毒に至ってしまうはずです。
他にペットを飼っている人がいたら、できれば誤食の危険性について注意してあげてください。ペットの中毒例は結構多いようですから;;
  • #MF8IyTP2
  • 北落師門
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2012.06.17 Sun 02:28  管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2012.06.17 Sun 02:40  おひさしぶりです2

こちらのサイトは、自殺志願者の方の注目度がとても高いようなので、
管理人さんのみの閲覧にしました。
本当は、以前に書いた毒の抽出方法も分かっておりましたが、敢えて
ぼやかしました。
ネットが発展すると、書きたい事を書くのも躊躇いますね。

それでも、伝説の恐怖の木「イポー、ウパスの木」の毒は、面白いもの
だと思いますよ。

PS:それにしても大量のトウアズキの実、こうして実際に簡単に集めら
れるのは、紹介した者として興味津々です。

2012.06.21 Thu 22:52  

はじめまして

夾竹桃の毒性を調べていたら こちらにたどりつきました。
いろいろとあって もう生きてるのに疲れてしまいました・・・
とりあえず、夾竹桃の葉を30枚程手にしましたが、
これでは足りないでしょかね?^^;
  • #-
  • みーこ
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2012.06.22 Fri 13:10  楽をしないというアプローチ

 どうせ死ぬなら思いっきり苦しんで死ぬ、というアプローチもあるかと思われ。
 それを考えると破傷風などは手軽でいいんじゃないかと思うんだが、東大の赤門近くとか恵比寿とか習志野とか、かつての練兵場(しかも騎馬隊)あたりを狙って採取して、嫌気的に培養してとかややこしいことをしないとイカンというのが面倒臭いっちゃあ面倒臭い。
 お手軽に毒キノコ(ドクツルタケとかシロタマゴテングタケとか)でやらかしたほうがいいかも知んない、と思った次第。

2012.06.22 Fri 18:03  毒性について

はじめまして、植物毒を調べていたら気になりこちらに来ました。
調べて気になったのはイチイ、彼岸花、トリカブト、フクジュソウ
夾竹桃ですね、この中でどれが毒性が強いと思いますか?
とてもきになります。

2012.07.01 Sun 12:19  返信(総)

うわあ、ちょっと放っておいていたらこんなにコメントが。
放置してすみません、わざとじゃないんです!(笑
いつの間にかカウンターも3万を遥かに超えているし。
返信を書いていたら長くなったので、それぞれの方に分割して書きます。
  • #MF8IyTP2
  • 北落師門
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2012.07.01 Sun 12:19  >海人さん

本当にお久しぶりです。

夾竹桃はこちらも満開です。とはいっても「こちら」が現在外国ではなく日本になりました。出国寸前の向こうの国も夾竹桃が咲き乱れていました。
向こうは日本よりも夾竹桃の生育に適した環境らしく、日本だと夾竹桃は基本的に縦長のイメージですが(違う?)、必ずと言っていいほど手に負えないほどに生い茂り、伐っても伐っても復活して来るようです。なので花も樹が真っ白或いは真っピンクに見えるほど大量に咲きます。
それほど大量に花がつくので時々莢も結構つきますが、中で種が熟している事がほとんどありません。初めて向こうに行った年に莢がついているのを見て大量に採取してみましたが、肝心の種は一粒も採取できませんでした(涙)。種子は毒性が葉よりも高いというのに。

(鍵にしてあるのでとりあえず少しぼかして書きます、妙ですが...)oxalic acidは基本的に毒性が低いイメージですが、矢毒にするときはあれと混ぜるんですね。知りませんでした。
それでもoxalateの半数致死量(/kg)はどれもmgよりもgで記した方が早いような大量で、肝障害・腎障害がせいぜいではないかと考えています。水溶性のものなら更に弱く、単体ではタチの悪い皮膚炎と胃腸障害を引き起こすくらいでしょう。それが何かと混ざると...しかしメインの毒性はoxalateではないほうでは。あの科は毒性が強いものが多いですからね。

そういえば、この間暇が高じてエタノールで夾竹桃の毒を抽出しようとしていました。それだけなら青汁の素みたいな粉が残るわけですが(笑)、メタノールに通せばクロロフィルは除ける―ということは判っていても、メタノールは毒物コレクションのうちの一品なのであんまり使いたくない。荷物があまりにも多かったこともあり、外国の方の家に置いてきてありますが。
ウパスですね。Antiaria toxicariaと学名がいかにも毒を重点に命名されたような植物です。そんなことを言ったらウルシ属など属名から毒々しいけれども(Toxicodendron)。中国ではウパスの木は「見血封喉樹」といういかにもオドロオドロしい名称で呼ばれているそうです。
その上どんな猛獣でも、上り坂なら7歩、下り坂なら8歩、平地では9歩歩く間に死ぬとのことで「七上八下九不活」(活は生きるの意)の異名もあります。さすが伝説の木。
ウパスを解毒できるのは「紅背竹竿草」という謎の植物のみと言い伝えられており、それも見かけは何の変哲もない草なのだとか。
ほんの僅かの彝族の老人のみがこれを見分ける事が出来るのだ...というありがちな解説もついていましたが。(笑

○歩歩く間に死ぬと言うので思い出しましたが、日本では「ヒャッポダ(百歩蛇)」と呼ばれる毒蛇がいますね。英語だとこれは同じでHundred-pacerですが、中国語だと五歩蛇となるようです。五十歩百歩ならぬ五歩百歩。
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2012.07.01 Sun 12:30  >みーこさん

どうも初めまして。
30枚くらいだともしかすると足りない可能性があります。固体によっても毒性に差がありますし、また時期や花色にも左右されます。因みに今は花期なので毒性は最も強い頃。
しかし30枚以上というのは食べる方が疲れてしまいそうです。葉ですから嵩張りますし、レタスほどシャキシャキしているわけでもないので、乾かそうとも乾かさなくてもよく咀嚼するのは大変です。
かといってそのまま飲み込むと、僕みたいに消化不良を起こして失敗するわけですが(苦笑)。
夾竹桃は植物の中では毒性がかなり強いほうだと言えますが、「死」を考慮した場合はやはり境界的な位置にいるため、失敗率も基本的には高いようです。
また、症状に激しい嘔吐があるので、そのときにせっかく摂取したものがほとんど吐き出されてしまって助かるという可能性も高いです。
世の中もっと良い自殺手段がたくさんあるのに、と言ってみますが、具体的に書くと自殺幇助罪になりそうなのでちょっと書かないでおきますよ。;;
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2012.07.01 Sun 12:46  >MrMotoさん

初めまして。
確か前にも「極限まで苦痛を味わってみたい」と夾竹桃を選んだ方がコメントをくれたような、と考えてみたらここのコメ欄の上にいました。
自殺の決意は頂点の苦痛とはどういうものかを知る絶好の(?)機会とは言えるでしょう。生きたいと願いながら拷問されるのはこの上なく恐ろしいわけですが、どうせ死ぬと達観していたらそうでもないかもしれません。そういう僕は後弓反張と呼吸困難だけは厭だと我侭を言っていますが(笑)。
思い切り苦しいのを挙げてみるとやはり破傷風菌やアマニチン・アマニタトキシン辺りは入りますね。破傷風菌に似た効果といったらストリキニーネでしょう。こちらは菌を扱うのに必要となる面倒な諸々(嫌気培養だとか)は一切なく、今のところシキミと違って種自体は劇物指定もされていないのでお手頃です。但し日本国内ではまず手に入らないと思われます。
毒キノコも放っておいたら腐りますからね。それに胞子から育てるのも面倒そうです。
ドクニンジンやツボクラーレなども意識が澄明なまま呼吸が止まっていき、もがくことすらできないという点で残酷ですが、これまた日本ではまず入手できない。
「捕まってもいいから人を殺してみたい」という人に頼んで、身体の末端から5cmくらいずつ切断して行ってもらうというのはどうでしょう!
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2012.07.01 Sun 13:03  >黒猫さん

初めまして。
有名な毒草の毒性の比較ですか。敢えて並べてみるなら、
トリカブト > キョウチクトウ > フクジュソウ ≧ イチイ > ヒガンバナ
といった感じでしょうか。

植物毒の強さ(致死性)というのは、どのような経路或いは背景で摂取されやすいかといったことが大きく関わってきます。
たとえばトリカブトは山菜採りの季節にモミジガサなどと間違える事が多いわけですが、つまりこれは誤食される部位は若葉が多く、それも生ではなく茹でて苦みが軽減された状態で、結構な量を摂取してしまうことが多いということです。
対してキョウチクトウは、子供が遊んでいて齧ったとかそういった事例が多いため、何かの野菜と間違えて大量に食べてしまうことが少ないです。よって死亡例も少ない。
フクジュソウは山菜と間違えるケースも多く、また煎汁が心臓に効くというので煎じて=わざわざ抽出して飲むという事故もあります。当然摂取される毒の量は多くなります。
イチイは個体差が非常に大きい毒で、種一粒で死んだ事例もあれば(犬ですが)、ボウル一杯の葉を煮詰めて飲んだのに死ななかった例もあるそうです。
ヒガンバナの毒はリコリンで、これは弱いですが、かつて救荒食糧として食べられていた時に毒抜きが十分でないものがあり、飢えのためにたくさん食べて死んだ例があるのだと考えられます。

毒の純粋物質のLD50を並べるなら
トリカブト(アコニチン) > フクジュソウ(アドニトキシン) > キョウチクトウ(オレアンドリン) > イチイ(タキシンB) > ヒガンバナ(リコリン)
となります。参考までに。
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2012.07.02 Mon 22:51  Re:北落師門さん

北落師門さん、お元気そうで何よりです。暫く書込みが無かったので心配しておりました。
oxalic acidは確かに毒性はそれ程強く無いような記述が有りますが、即効性の点でもNO1でしょう。
そして何よりもカルシウムを不溶にしますので、他の神経毒の効果を高めるのがポイントです。
私が調べた範囲でもoxalic acidを単独使用するのでは無く、他の強毒の添加毒として矢毒に用いるようです。アイヌも東南アジアの狩猟民族もoxalic acidの使い方は、添加毒としての使用が主です。
若しくは即効性を利用して、獲物の動きを止める(死ななくとも逃げれなくすれば、止めを刺す事が可能)のが目的かと思います。


>それだけなら青汁の素みたいな粉が残るわけですが(笑)、
そのような物は、抽出前に濾せばOKです。


>中国ではウパスの木は「見血封喉樹」といういかにもオドロオドロしい名称で呼ばれているそうです。
>その上どんな猛獣でも、上り坂なら7歩、下り坂なら8歩、平地では9歩歩く間に死ぬとのことで
「見血封喉樹」で検索して見ました。流石に分布域の中国の情報は面白いものがありますね。
実際にはウパスの毒は単独だと20分以上掛かるそうです。
そういえば、私の友人がウパスの毒を所持しています。ボルネオの吹き矢の先端に付いた形ですが、友人はそれを使って狩りをしたいと言ってました。

2012.07.03 Tue 18:14  

蓚酸というと僕はエチレングリコールを連想します。クワズイモなどは名前からして判るように美味しいとはとても言えないわけで、中毒例も死ぬほどになるものは少ないですが、エチレングリコールは甘いために誤飲事故が少なくありません。自殺手段として用いられる事も多いようです。
最終的に蓚酸に代謝されるわけなので、効果は結局蓚酸と同じです。
やっぱり蓚酸の単独使用はないですか。経口での毒性ですが、どこかに最小致死量1000mg/kgというようなデータがあった気がします。それでも日本だと劇物指定を受けていますが...

単独だと遅効性のウパス毒。数歩のうちに死ぬということはやはり速効性の毒を混ぜているということでしょう。(としたら動きが止まったのをウパスで死んだと勘違いしていたとか。)
ウパス毒を所持しているということで、一瞬「毒物の表記とかもない吹き矢状で持っていていいのか?!」と焦りましたが、毒物指定なのはそういやクラーレのほうでした(苦笑)。アンチアリンはまだ規制はないようですね。薬事法には詳しくないから何とも言えないけれども。
ウパスで狩りに行くなら呼んでいただきたいです。マチン毒を持って駆けつけます(殴)。
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2012.07.04 Wed 00:16  管理人のみ閲覧できます

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2012.07.04 Wed 00:38  3万ヒットの理由

北落師門さんのHPは、wikipediaのゲルセミウム・エレガンスのページの外部リンクとして接続されています。
さらに、彼方此方のサイトが北落師門さんのHPを引用してます。
Yahoo!知恵袋や「けんてーごっこ」まで、引用しているしまつです。
何れも、この1年以内の出来事です。

私がこちらに来て、ゲルセミウム・エレガンスの中国語表記の断腸草を書く以前は、検索しても日本語では断腸草は表示されませんでした。
しかし、今では沢山ヒットするようになってます。
恐らく、今後はさらに検索で訪れる人が増えるでしょう。

注目されるのは良い反面、迂闊な事が書けない怖さが有りますね。

>ウパスで狩りに行くなら呼んでいただきたいです。マチン毒を持って駆けつけます(殴)。
おお。マチンも持ってらっしゃるのですか。凄いですね。
矢毒を使った狩りをしてみたいものですね。
私は獲物を捌けますし、ウパスを持ってる友人は狩猟の腕が良いですよ。(笑)
北落師門さんと、獲物を食べながら酒を酌み交わして、毒の話をしてみたいです。

2012.07.04 Wed 17:15  

アクセス解析など見ると、リンク元が様々で結構興味深かったりします。ああこんなところまでと。
元は「幻の毒草」などともてはやされていたものだから、またちょうどその頃に読み漁っていた漢方薬方面の書籍に冶葛の記述が多くあったため、自らの知識整理も兼ねて記事を書いてみた次第です。僕の記事にある記述のソースも9割方が日本語ではないものでしたし、日本語の情報量としては1位2位に入るかなと予想はしていました。
ところが毒草に興味を持つ人がこんなに多かったとは...。トリカブトやキョウチクトウあたりは有名ですが、冶葛は比較的マイナーですから意外でした。

最近は花の季節であるためか、「ゲルセミウム・エレガンス」での検索より「夾竹桃」での検索が圧倒的に多いです。
(これを書いている現時点で既に、今日の分だけでも夾竹桃関連の検索が22件。対して冶葛は2件のみ。)
いずれの記事も出典を明確にしろと言われたら一応ちゃんと出せますので安心はしています。しかし膨大なので、本でもないし省略しちゃっていいやと思って書いていませんが;;
まあでも「夾竹桃 自殺」で来る人も多い事なので、悪用はされているのかな...? まだ今のところ「夾竹桃 殺人手段」みたいな検索はありませんが!

何か威勢のいい事を言いましたが僕は運動神経が皆無です。それどころかダーツすら真っ直ぐに飛ばせません(爆
更には酒が全く飲めないというヘタレ。(ウィスキーボンボン一つで数時間爆睡するくらい)
多分僕が猟をするとしたら毒餌トラップのようなセコい手段に頼りそうな気がします。(苦笑)
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2012.08.07 Tue 16:11  

キ モッ
お前さっさとし ねよ

2012.08.07 Tue 18:55  

こちらの記事の口調が気持ち悪いがために強化版記事の案内を載せています。気になるのでしたらその方へどうぞ。
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2012.08.21 Tue 13:21  

身近な植物で有毒なものって本当に多いのですね。植物からすれば毒をもって動物の食害から身を守っている訳で、その仕組みがどう作られたのか不可思議ですね。
毒物の蠱惑的な魅力というのは、生死を以て他人や動物を支配できるという妄想に駆られるところにあるのかと・・・。
ヒアシンスの蓚酸もそうでしょうが、化学的毒物の他に物理的毒物というカテゴリーがあるのではないでしょうか。たとえばプルトニウムやポロニウムなどの例が考えられます。ポロニウムの致死量は1億分の1グラムとか。旧ソ連のKGBによるリトビネンコ暗殺事件や近くはアラファト暗殺にも使われたそうです。
現在、一般に知られていない問題点は、たばこの葉にポロニウムの有意の量が蓄積されていて、喫煙により煙の中のポロニウムが出すアルファ線の内部被曝によって肺がんが発生することが確認されているそうです。JTはたばこにポロニウムが含まれているのは知っているが、定量法の知識を持ち合わせていないと言っているそうです。ふざけていますね。
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2012.08.21 Tue 20:59  

>毒物の蠱惑的な魅力というのは、生死を以て他人や動物を支配できるという妄想に駆られるところにあるのかと
確かにそうですね。僕自身そういった不純な動機から毒物学を始めたのですが(蹴)、結局毒物学自体が面白くて今に至っています。実際に使ってみようとすると色々問題が湧き出てきて意外とうまくは行かないものですが...

僕は実は化学よりも物理のほうに入れ込んでいるので、放射性物質にもかなり興味があります。
ポロニウム210の暗殺事件はリシンの暗殺事件とともに印象深かった事件のひとつです。外部からの被曝では角質さえα線は透過できない、しかし内部被曝ならいとも簡単に殺せてしまう。
ですがこれも最大の問題は一殺50億円とも言われる凄まじい高価さです。暗殺されるのならこれくらい金かけてもらえば本望だとも思います(待て)
>定量法の知識を持ち合わせていない
彼らは専門家に依頼するという方法を知らないのでしょうか。(笑)

プルトニウムといえば、ノーベル賞物理学者のファインマン氏が「デーモン・コア」という悪名高いプルトニウムの巨大な塊に触れたときの感想を「崩壊熱の暖かみを感じた」と語っていたのを思い出しました...。間違っちゃいないんですが。
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2012.08.22 Wed 12:37  

北落師門さんはタバコは吸わないでしょう? 最近インテリで吸っている人は少なくなりました。
http://www.mynewsjapan.com/reports/521
タバコの煙に含まれるポロニウムの量は無視できない量だそうです。タバコの毒成分はニコチンよりもポロニウムの方が問題なのかも知れません。
タバコ税で愛煙家から収奪している政府が、健康保険で逆に愛煙家から収奪されている構図は、まさにアイロニーと言えるのかも・・・。
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2012.08.22 Wed 18:29  

ええ、喘息持ちなもので吸えません;;
タバコ煙の成分分析のデータを見ましたが、ポロニウムなしでも十分危険な物質ばかりですね、これ。ニコチンだけをカウントしても、タバコ数本で死に至る量なわけで。
それに加えてポロニウム。福島の野菜は汚染されているから食べたくない!と喚いている喫煙者はまずタバコをどうにかせねばならないということですね...

と書いて思ったのですが、煙草は土壌からポロニウムやラドンを取り込んでいると書いてありますが(そりゃ煙草がポロニウムを合成できるわけがない)、その他の農作物や水産物はどうなのでしょう?
煙草は他の植物に較べて放射性物質を吸着しやすいということもないだろうと思われますし、温室育ちでない野菜などは大丈夫でしょうか。原発事故などでクローズアップされると特定の産地の特定の作物だけが集中的に検査を受けますが、日常的に接しているものの中にも放射性物質をそれなりの量含むものは少なくないはずです。
発癌性検査の動物実験データは、同じ放射性物質等を毎日毎日与え続けるという手法で得られるものがメインです。どう見ても不自然。
一般に出回っている被曝許容量の数値は、実は低すぎるのかもしれません。

しかし「(ポロニウムは)国際的に認知された測定方法がないため、私どもも測定技術を持っていないものですから、測定していないのでわからないです」とは苦しい言い訳ですね。
α粒子分析計(? 日本語が判らないので直訳)でポロニウムのどの同位体がどれくらい含まれどんな量のα線を出しているか、すぐに判りますよ。でなければ論文の著者たちはどうやってポロニウムを測定したというんですか。w
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2012.08.23 Thu 10:18  タバコとポロニウム

ペーパーを読んで確認した訳ではありませんが、タバコは他の植物より多くポロニウムを取り込むと聞いたことがあります。
そして何より、次の2点で他の食品や嗜好品と違うのです。すなわちタバコの葉は乾燥して用いるため相対的にポロニウムの濃度が高まること、葉を燃やして、その煙を吸入するという特異な使用法をすることが他の食品と違います。タバコの葉に含まれるポロニウムの大部分が煙に移行して吸い込まれ、ものの見事に直接肺に内部被曝すると言う訳です。
普通の人はタバコは食べません。ニコチンだけでも紙巻きダバコ2本分で致死量ということなのに自殺に使う人をあまり聞かないのは何故でしょうか? 苦いから?まさか・・・。
いずれにしても、タバコは梅毒とともにコロンブスが新大陸から持ち帰ったもので、西洋の帝国主義が世界にもたらした大災厄ですね。

さて話は変わりますが、僕は某国立大の理学部生物学科卒なのですが、化学科の助教授が授業の中の雑談で話したことです。
ドラフトの中に体を突っ込んで実験中誤ってシアンガスを吸入してしまったそうです。その瞬間、テレビのプラグを外したときのように意識がプツンと切れてしまい、気がついたら病院のベットだったそうです。あれは青酸カリ(登録商標だってご存じでした?)を酸に放り込めば簡単に発生するのでしたよね、たしか・・・。
一般には青酸カリの入手は極めて困難です。で、シアンガスを吸い込んで生還した話は珍しいと思うので紹介しました。
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2012.08.23 Thu 20:29  

>タバコの葉に含まれるポロニウムの大部分が煙に移行して吸い込まれ、ものの見事に直接肺に内部被曝すると言う訳です
なるほど。野菜を喫煙する人など絶対にいないですからね(笑)。確かにそのような事情があるからこそ、タバコ中の放射性物質は侮れない存在となってきているのでしょう。
ちょっと調べてみたら、ポロニウムの大元は肥料であるようです。植物体に取り込まれなかった分も土壌に蓄積していき、植物体に付着したほうはタバコとして加工されても減ったりしないのだとか。
http://blocs.xarxanet.org/prevencioncolligagirona/?p=409&lang=en
http://www.osti.gov/energycitations/product.biblio.jsp?osti_id=6502108
一つ目のサイトはスペイン語からの自動翻訳らしく、ところどころ意味不明ですが...

誤食事故なら毎年多々あるというのに、なぜかタバコでの自殺例はそれほど多くないです。僕は以前タバコからニコチンを水で抽出して遊んでいたことがありますが(!)、酷い匂いが鼻を突いたのを覚えています。味に関しては刺激性があるので、苦いというよりも前に痛みを感じるはずです。自殺未遂なら意外と多くあるのかもしれません。
因みに似ているようで全然違う話ですが、喫煙者の自殺リスクは非喫煙者よりも有意に高いそうです。

青酸塩は酸を加えるとすぐにシアンガスが発生します。そのため、廃液タンク中に未反応の青酸塩を放り込み、中にあった酸と反応して発生したシアンガスを吸入するという事故が毎年必ずどこかで起こっているといいます。経皮吸収もされるためかなり危険ですが、匂いですぐに存在が判る分まだダイオキシンなんかよりはましでしょう。やっぱり危ないのではあるのですが。
意識がプツンと切れたようになったということは、それなりの濃度を一気に吸い込んだのでしょうか...シアンガスは高濃度を吸入すると瞬時に死亡するということなので、先生は非常に幸運な方だと思います。凄い!
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2012.11.20 Tue 13:29  夾竹桃自殺についてです

こんにちは、夾竹桃自殺で検索をかけたところこちらのサイトに来ました。早速ですが自分はトリカブトと夾竹桃、睡眠薬、抗鬱剤で自殺を考えている者です。先ず嘔吐を抑えるために吐き気止めを飲み、トリカブトと夾竹桃を果物と一緒にミキサーにかけ毒薬ジュースにしようと思っています(少しでも大量に、飲みやすくする為に)。ジュースは睡眠薬、抗鬱剤を服用してフラフラになった後で飲むつもりでいますが…この計画は成功するでしょうか。
  • #-
  • クロネコ
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2012.11.20 Tue 21:52  

こんばんは。
結論から言うと、ちょっと成功は難しいと思います。少なくとも、中毒によって死亡する可能性は低めでしょう。

まず、植物毒は含有量が低いので"猛毒"とはいっても、葉っぱ数枚のような少量で死亡した例は実は多くありません。
また、今はキョウチクトウの毒含有量は高い時期ではありません。トリカブトはもう少し待てば含有量は高くなってきますが、地域によってばらつきが激しいのに加え、毒の多い塊茎は凄まじく辛く苦いので、ジュースや砂糖程度では決して飲み易くなりません。

そして、キョウチクトウやトリカブトでは、市販の吐き気止めでは止められないほどの吐き気が来るでしょう。市販薬は頭痛に伴う吐き気や、胃のむかつきによる吐き気を抑えるものがほとんどであるためです。

更に、色々な薬やジュース等を大量に摂取してから睡眠薬によって眠るとなると、中毒による吐き気から眠っている間に嘔吐するはずです。
つまり、中毒を起こす前に、吐瀉物によって窒息死する可能性のほうが高いのです。だとするとわざわざ毒を飲む理由はなくなります。

未遂経験者としても、毒草系は楽な、或いは普通の自殺を望む人には向かないと思っています。苦しんで死んでゆきたい人は別ですが...;;
  • #MF8IyTP2
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2013.05.07 Tue 19:28  

はじめまして。

たったいま夾竹桃の葉を30枚公園から持ち帰った次第です。
細かく切って水と一緒に飲み込もうと考えています。

これを吐くのを必死に押さえたら、死ねるんですか?
枚数が足らないんでしょうか。。。

因みに過去にカロナール300mgを44錠飲みましたが、意識朦朧で救急車に運ばれ助かってしまいました。
  • #dJEnmy1k
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2013.06.19 Wed 23:38  管理人のみ閲覧できます

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Author:北落師門
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