InAequabilitas

 moneo in reticentia - audi.

ドクウツギ


ドクウツギ(Coriaria japonica)はドクウツギ科ドクウツギ属の落葉低木。樹高1-2mほどになり、花期は4-6月、果期は7-8月である。日当りのよいところに自生する。トリカブト・ドクゼリと並ぶ日本三大有毒植物のひとつでもある。
葉は対生し、小葉は披針形で三本の筋を持つ。茎は赤く、"空木(ウツギ)"の名の通り空洞になっている。花は雄花・雌花に分かれており(雌雄同株)、小さく赤い。雌花には5本の雌蕊があり、雄花には10本の雄蕊がある。果実ははじめ赤く、熟すにつれて黒くなる。果実には甘みがあるため、食用と間違える中毒事故が後を絶たなかったという。種子は半円形で赤茶色をしており、数本の筋が入っている。
神経毒のコリアミルチン、ツチン、コリアリンを全草に含み猛毒である。特に種子には有毒成分が多く含まれる。中毒症状としては流涎・嘔吐・痙攣・呼吸困難・硬直・昏睡などがあり、死に至ることも稀ではない。特に毒性の強いコリアミルチン(C15H18O5)はセスキテルペン骨格を有し、GABAアンタゴニストとして作用する。そのためGABAによるシナプス前抑制が遮断され、中枢神経への興奮作用が表れる。LD50は3mg/kg(マウス静注)。ツチン(C15H18O6)は強力なグリシン受容体のアンタゴニストであり、強い痙攣作用を持つ。

 

今年の夏に某植物園で撮った写真が出てきたので書き捨て。ちゃんと生きております。

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