InAequabilitas

 moneo in reticentia - audi.

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チオペンタール、HMTD

例えば記事番号の263は素数であるということ、或いは全ての事象が壮大なフラクタルなのかもしれないということ、それらが何らかの意味を孕もうとも あらゆる未来は単なる零除算に過ぎないということ
何もない、何もない。どうせ眠れもせず寒さに震えているのなら、ありったけの暗い過去を陳列してみよう。思い出せ。そうやって僕は今一度此処を痛め付ける、ああ吐きそうだ、そんなものを見せないでくれ/いやお前は見据えなければならない。(奇妙な音楽が聴こえる。)ほんとうはまだ醒めてなどいないのだ 奥へ奥へと押込めてしまっただけなのだ
細い雨が降る。3年前のあの日は雨が降っていただろうか。いつものようにカーテンを引き切っていたはずだから、僕には知る由もなかった [時計は何時を指していた?デスクには何が置かれていた?何も判らない、何も憶えていない、そもそも何も見てすらいなかったのだろ] 僕は相手を扼殺する事はできなかった、憎悪よりも拇指の痛みに負けたというそれだけのために。その日から僕のどこか深い場所に、鈍く疼き続ける鬱血がある。
判っている これが悔恨や罪の意識などではなく今も逡巡し続ける殺意であるということ、そして膿汁の滲んだそれはもう他でもない僕自身の息の根を止めるまで飽和しはしないということを (こんなにも僕は血を流し痛む切創にも耐えたのだから、どうか赦してくれはしないのか。) あれから幾度か僕は自らを殺しかけて、それでも僕に足りないのは何も顧みぬような衝動のみ。
常に僕の中には己を嘲笑し続ける冷ややかなもう一対の眼がある。僕は絶望に浸り切る事さえも出来ない, その虚無主義的な科学者としての自分が絶望するこの身を冷徹に観察しているのだから. 彼を構築するのは絶対零度の理性だけである. 彼にとって自殺とは単なる人体実験に過ぎない.
殺してしまおうか?(いったい何度目の遅疑なのか 低い、呟くような声がする: それは不安を駆り立てる) 3年もの時を耐え 時には希望を見出してみたりもした それだというのに 僕は何も変わってはいない / 鬱血は益々酷くなるばかりで、青黒いその痣は目も背けたくなるほど悍ましい / 厭だ やめろ / ああ、なら代わりにあいつを殺してしまえばいいのじゃあないか?この黒々しい欲望に最後ただ一つ足りぬのは衝動、正触媒、起爆剤。未だ時は来ず、虧月の光に黎明を待つ。
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北落師門

Author:北落師門
特徴: 研究者気質(何)、厭世家、人嫌い、典型的ブックワーム。
大量の学問だけで出来ていると思う。詭弁と皮肉で武装している。
目の悪さが半端ない。あと、電話と食事と世間話が天敵。
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