InAequabilitas

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喜劇と悲劇

一昨日モリエールの「人間嫌い」を読んだのだけれどやはりなぜこれが喜劇なのかが分からない。アルセストに同情するとかいうわけではないが何で喜劇なのかが分からないだけだ。彼の「計画」通り大人しく隠遁してしまえればまだ救いもあるが、どうもその「計画」も(フィラントなどに)ぶち破られそうな予感が漂っている。そうすると彼は結局また地獄のような社交界に引きずり戻されることになる。途方もない悲劇じゃないのか。

あとどうでもいいけれど最近1日2冊くらいのペースで本を読んでいる。2冊とはだいたいの場合、一般的な文庫本+一般的な新書。こないだ日本に行って50冊くらい買って帰ってきたから(苦笑)。クソ忙しいのに何やってんだか自分でもよくわからない。そのうえ更に調子に乗って前読んだ本も合わせて読み直したりしている。しかしこんな速度ではちゃんと消化できている気もしない。
何となく調子がおかしい。やたら慢性的な離人症みたいなものだろうが、寝ても醒めても夢の中にいるような、そしてずっと頭がぼんやりしている。高所から下を眺めても、ここから落ちたら死ぬのだという気がしない(かといって死なないのだとも思っていないが)。そのくせ攻撃性だけ旺盛で、人を殴りたかったり刺したかったりはする。普段通りにスーパーで何かを買っているようなとき、突然「ああもうすぐ世界が終わる」と直感する。まだ終わってないけれども。棚におかれた商品の並び方ですらいやに重大な意味を帯びて僕に迫ってくる。家に籠っているときも、人との関わり(だから誰とも知り合いたくないって言ってるのに!)を思い出させるものを手に取った瞬間に思わず身震いする。寝ようとするときに(大抵2時とかだというのに)どこからか分からないけれども、低く音もかすかだがしかしやかましい音楽が聞こえてきて気になって眠れない。最初は隣部屋がテレビか何か付けっ放しにしているんじゃないかと思っていたけれど、それが一週間も同じように続いたらちと怪しい気になってくる。死にたいときに死ぬから放っといてくれ。

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北落師門

Author:北落師門
特徴: 研究者気質(何)、厭世家、人嫌い、典型的ブックワーム。
大量の学問だけで出来ていると思う。詭弁と皮肉で武装している。
目の悪さが半端ない。あと、電話と食事と世間話が天敵。
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