InAequabilitas

Date : 2013年12月

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有毒植物一覧

[2014.8.6 アップデート]
長らく作成し続けていた有毒植物一覧表が一応完成したので晒す。→PDF
(直にクリックするとうまく行かないようなので、右クリックで「リンク先のファイルを別名でダウンロード」)
全部で43ページあり、学名順にソートしてある。リストアップされた植物の数では、少なくとも日本語のウェブページ中では最多のはずで、ひょっとすると全ウェブページ中でも最多かもしれない。文字が灰色になっている植物は動物に対する毒性に関する情報はある一方で人間に対する毒性に関する情報が確認できないか、そもそも毒性があるか定かではないもの。黒字になっていても動物にしか毒性を示さないものが含まれている可能性があることに注意しておいてほしい。因みに「有毒」とは、皮膚炎を起こすのみのものや幻覚作用があるものを含んでいる。それぞれの作用と毒性物質をリストした一覧表はまだ作成中。完成はまだ先になりそうだが、乞うご期待。

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ドクウツギ


ドクウツギ(Coriaria japonica)はドクウツギ科ドクウツギ属の落葉低木。樹高1-2mほどになり、花期は4-6月、果期は7-8月である。日当りのよいところに自生する。トリカブト・ドクゼリと並ぶ日本三大有毒植物のひとつでもある。
葉は対生し、小葉は披針形で三本の筋を持つ。茎は赤く、"空木(ウツギ)"の名の通り空洞になっている。花は雄花・雌花に分かれており(雌雄同株)、小さく赤い。雌花には5本の雌蕊があり、雄花には10本の雄蕊がある。果実ははじめ赤く、熟すにつれて黒くなる。果実には甘みがあるため、食用と間違える中毒事故が後を絶たなかったという。種子は半円形で赤茶色をしており、数本の筋が入っている。
神経毒のコリアミルチン、ツチン、コリアリンを全草に含み猛毒である。特に種子には有毒成分が多く含まれる。中毒症状としては流涎・嘔吐・痙攣・呼吸困難・硬直・昏睡などがあり、死に至ることも稀ではない。特に毒性の強いコリアミルチン(C15H18O5)はセスキテルペン骨格を有し、GABAアンタゴニストとして作用する。そのためGABAによるシナプス前抑制が遮断され、中枢神経への興奮作用が表れる。LD50は3mg/kg(マウス静注)。ツチン(C15H18O6)は強力なグリシン受容体のアンタゴニストであり、強い痙攣作用を持つ。

 

今年の夏に某植物園で撮った写真が出てきたので書き捨て。ちゃんと生きております。

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Irony, Satire and Truth

Biography

北落師門

Author:北落師門
特徴: 研究者気質(何)、厭世家、人嫌い、典型的ブックワーム。
大量の学問だけで出来ていると思う。詭弁と皮肉で武装している。
目の悪さが半端ない。あと、電話と食事と世間話が天敵。
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