InAequabilitas

Date : 2013年01月22日

CURRENT MOON

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全世界がこの「どんより」に包まれればいい

頭部CT異常なし、貧血なだけで血液検査も特に異常なし、やっぱり鬱病との診断。何だかそんなような気もしてきた。(今まで調子がそこそこ良かった時は、単に"どん底"ではなかっただけの話で、いつだって僕はずっと雨の中だった。)
と、鬱病確定(?)したのが1週間前のことで、今日も律儀に再診。開口一番「やっぱり貧血だね。鉄すごい少ないよ」と告げられる。血清鉄の正常値は50-160μg/dlなのが僕は10。血色素量は9.3g/dlで意外と高め(それでも正常値以下だけれど)。パキシル12.5mgだけだったのがパキシル25mg、デパス、レキソタン…と段々増えていく。入院を勧められたがうやむやにして逃げる。左腕の傷を見せろと言うので大人しく見せると「形成外科行ってください」。でもどうせまた切るだろうから縫ってもらったって勿体無いだけだ。
何をするのも面倒だ。ネットするのさえ面倒(今は力を振り絞っている、と思う)。あまりにも何もかも面倒なので、何をするでもなくじっと座って壁を見ている。或いは天井を見ている。ちょっとだけ元気になった時は、机の上にある砂時計を延々とひっくり返し続けている。その間およそ数時間。
夜中の3時に厭な夢から目を醒ます。僕は多分子供の姿で、ギターも時計も何もかも全部壊されていた。ガキの頃さえ一度もしなかったような素振りで「どうしてそんなことするの?どうしてそんなことするの?」と誰かに惨めに追い縋る。気付けば目が醒めてからも、夢の中のようにぼろぼろ泣いていた。そして「ああ大丈夫だ何も壊されていない」と思ってまた泣く。「どんだけ不安定なんだ自分」とどこか呆れつつも、本当に本当かどうか自信が持てずに真新しい剃刀で皮膚を切りつけてみる。不思議にも全く痛くはなく、一瞬の間を置いて溢れ出す血を見て安堵するとある日の未明。
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Irony, Satire and Truth

Biography

北落師門

Author:北落師門
特徴: 研究者気質(何)、厭世家、人嫌い、典型的ブックワーム。
大量の学問だけで出来ていると思う。詭弁と皮肉で武装している。
目の悪さが半端ない。あと、電話と食事と世間話が天敵。
Detail/本棚

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