InAequabilitas

Date : 2013年01月

CURRENT MOON

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5分間

青く浮き出た腕の静脈を指でなぞる。ガラスの中で砂が滑り落ちていく。激しい頭痛。窓の外で野良猫が喚く。喉元で拍動するような心臓の音。「無価値な屑である僕は生きるに値しない」。自身を罰することで僕は許しを乞うているのか。けれども誰に? もう砂は残り少ない。時間がない。剃刀を腕に当てる。当惑したような傷が口を開く。白く柔らかい真皮の向こうに、濃い青色が透けて見えた。それを目がけてもう一度剃刀を食い込ませる。更にもう一度。べっとりと剃刀の刃が血に塗れる。吐き気。耳鳴り。眩暈。
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全世界がこの「どんより」に包まれればいい

頭部CT異常なし、貧血なだけで血液検査も特に異常なし、やっぱり鬱病との診断。何だかそんなような気もしてきた。(今まで調子がそこそこ良かった時は、単に"どん底"ではなかっただけの話で、いつだって僕はずっと雨の中だった。)
と、鬱病確定(?)したのが1週間前のことで、今日も律儀に再診。開口一番「やっぱり貧血だね。鉄すごい少ないよ」と告げられる。血清鉄の正常値は50-160μg/dlなのが僕は10。血色素量は9.3g/dlで意外と高め(それでも正常値以下だけれど)。パキシル12.5mgだけだったのがパキシル25mg、デパス、レキソタン…と段々増えていく。入院を勧められたがうやむやにして逃げる。左腕の傷を見せろと言うので大人しく見せると「形成外科行ってください」。でもどうせまた切るだろうから縫ってもらったって勿体無いだけだ。
何をするのも面倒だ。ネットするのさえ面倒(今は力を振り絞っている、と思う)。あまりにも何もかも面倒なので、何をするでもなくじっと座って壁を見ている。或いは天井を見ている。ちょっとだけ元気になった時は、机の上にある砂時計を延々とひっくり返し続けている。その間およそ数時間。
夜中の3時に厭な夢から目を醒ます。僕は多分子供の姿で、ギターも時計も何もかも全部壊されていた。ガキの頃さえ一度もしなかったような素振りで「どうしてそんなことするの?どうしてそんなことするの?」と誰かに惨めに追い縋る。気付けば目が醒めてからも、夢の中のようにぼろぼろ泣いていた。そして「ああ大丈夫だ何も壊されていない」と思ってまた泣く。「どんだけ不安定なんだ自分」とどこか呆れつつも、本当に本当かどうか自信が持てずに真新しい剃刀で皮膚を切りつけてみる。不思議にも全く痛くはなく、一瞬の間を置いて溢れ出す血を見て安堵するとある日の未明。

昨日は病院尽くしの日

何て日だ。朝の満員電車内で、目的駅に着くたった1分前にパニック発作を起こす。その後救護室(実はただの駅事務室)に担ぎ込まれるも全く過呼吸が止まらず。それどころか手が変な形で固まったままで動かせなくなる。足も痺れる。挙句、救急車で病院にまで運ばれて点滴だの動脈採血だのをされ、「身体のほうは全く問題ないので(中略)、精神科にかかることをお勧めします」と告げられる。どうせだからと精神科の初診を入れてみる。するととりあえず鬱病との診断を食らい、パキシルを処方される。その後も心電図を記録され、血を採られ、頭部CTを撮られ、5日後にもう一回来いとのこと。鬱病はないんじゃないかと思うのだが、ベック鬱病指標をやる度ごとに「重症の鬱病」と出るのは確かである。(でもかつて知人にやらせてみた経験では、鬱病をかすりもしなかった奴など今まで一人しかいない。)帰路は電車で強行。昼間のため混んでおらず、パニック発作は来襲しなかった。けれども明日またぶっ倒れるかもしれないと思うと気が滅入る。どこまで惨めな奴なんだ。

Irony, Satire and Truth

Biography

北落師門

Author:北落師門
特徴: 研究者気質(何)、厭世家、人嫌い、典型的ブックワーム。
大量の学問だけで出来ていると思う。詭弁と皮肉で武装している。
目の悪さが半端ない。あと、電話と食事と世間話が天敵。
Detail/本棚

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