InAequabilitas

Date : 2009年06月

CURRENT MOON

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好きな悪役だとか

第758回「好きな悪役」

人もすなるトラックバックテーマへの投稿といふものを我もしてみむとしてするなり…
自分としては「好きな悪役がいる」じゃなくて「悪役が好きだ」という最低野郎ですが何か?

そりゃファウストのメフィストフェレスだな…これにはちょっと色々特別な思い入れが。
以下はイアーゴ(オセロー)、ベリアル(失楽園)。
映画ならハンニバル・レクター。
すみません、歴史上の人物挙げてもいいですか(蹴

キリスト教の悪魔って他宗教の神を悪魔にしてしまったものが多いから、魔羅とかみたいに「悪魔悪魔しく」ないんだ。僕は天使より悪魔の方がよっぽど魅力的だと思う。いや天使の中ではアブディエルが好きですけど。アスタロト、カイム、アムドゥスキアス、ルキフェル、これらは特にお気に入り。

悪魔を嫌わない理由には前書いた「シャドーの投影」が影響しているのだと思う。僕に限った話ではない。誰もがそうだ。
だから「サスペンス小説・映画は凶悪犯罪に対してどのような影響があるか?」という議題があるなら、僕はこう答える。
「大抵の人間は小説は小説として現実と区別する。その為に犯罪に至る事は少ないはず。悪に自らを投影し、破壊的妄想を仮想昇華する。むしろそれにより、犯罪の抑止に繋がる」
例えば法が風俗を規制しすぎると性犯罪が反対に増えるのと同じだ。ほどほどに存在していたほうが、暴力的犯罪は減るのではないかな。最近は何かものすごくうるさく言われているようだけど。

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エニアグラムと九つの大罪

近頃自分の嫌な奴感が増していっているように感じる。
それはまさに「ルキフェルのような傲慢さとマモンのような強欲さ、そしてベルフェゴールの怠慢さ」とでも評すべきもの。元々嫌な奴であることは重々承知しているのだけども、輪をかけて最低人間に変わっていく。嫌味な奴であってもそれは「皮肉屋」「薄情」「悲観主義」という点に限ってそうありたいのであって、さすがに社会のゴミのような人間には成り果てたくないと思っている。かつて確かに払拭したはずの傲慢と怠惰が掻き消され過ぎてリバウンドして帰ってきたわけか?

閑話休題。さて、本題。
七つの大罪は次の通り。傲慢・強欲・邪淫・憤怒・暴食・嫉妬・怠惰
これは有名過ぎるほど有名だが、反対にこれが「七つの美徳」と対を成しているということはそれほど有名ではない。
七つの美徳は因みに、正義・分別・節制・堅忍・信仰・希望・慈悲。「対を」成してるのか…?反対にすれば「謙遜・無私・禁欲・温和・少食・?・活動」になるはず。ていうか嫉妬の反対で美徳になるのって何なんだろう。

前に紹介したエニアグラムだが、これらの性格タイプには個々に対応する「九つの大罪」が存在する。
タイプ1- 憤怒 anger (完全癖と責任感から来るもの)
タイプ2- 傲慢 pride (「自分が助けてやらなければひとりでは何も出来ないのだろう」)
タイプ3- 欺瞞 deceit (目的を達成する為なら手段を問わない点と虚栄心の強さ)
タイプ4- 嫉妬 envy (「なぜ私だけが幸福ではないのか」)
タイプ5- 強欲 greed (金銭的にも情報的にもケチ)
タイプ6- 恐怖 fear (周りから疎外されまいとする為、成功を恐れる)
タイプ7- 暴食 gluttony (グルメという意味ではなく、全ての「新しい事」に目がない事)
タイプ8- 邪淫 lust (愛と性が直結していると評されるように)
タイプ9- 怠惰 sloth (平穏であればよい、長い目で見れば大丈夫といって動こうとしない)

御覧の通り、タイプ3と6に新しく欺瞞・恐怖が付け加えられている。これらは天国から物質世界へと堕落した過程の中で形成されたものだと言われている。幼少期の家庭環境が影響しており、うまく行けばそれぞれ角が取れて「傾向」に過ぎなくなる、と説かれる。
エニアグラムの起源が宗教的なもの(スーフィーとの関連)だったと言われているからか、これらの「罠」は妙に宗教的な色彩を帯びている。ちらっと見ても(僕は憤怒と嫉妬なんか特に)、何が悪いのか疑問に思ってしまう。
共同生活に於いて、これらの感情は確かに表面的には邪魔なのだろう。だがこれらを完全に滅してしまえば、自分を滅する事に等しい。傲慢と怠惰は両立しないような気もする。自信が無ければ何も率先してできないのでは。それにタイプ2の特性である慈悲だが、慈悲には「私が何かをしてやる」という、どこか僅かだが傲慢の要素が入っているのではないか。
タイプ7の暴食。これは上述のように、グルメ一点に限った話ではなく「何でも試したい」という事。昨今ではこれは美徳と見なされるようになっている。かつては保守を良しとしていたのだろうか?
これらを罪と決め付けるのはどうだろう。よくエニアグラムの本でも「陥り易い罠」とか何とか紹介されている(大罪とは書かないけども)事があるが。

大罪がなければ美徳は引き立てられない。だから無駄は必要であり、悪は必要であると思う。これらの「罪」が全て消え去ったとしたところで(不可能だろうが)、人間は再び曖昧とか無知とか新しい罪を創り出すだろう。個々人の中でどれか一つの罪が克服されたとしても、光が強いほど明暗の境界線がくっきり浮き出て闇が濃くなるように、また別の側面が顕れ出るに違いない。
犯罪心理学に、「黒い羊の仮説」という考え方がある。人間にはペルソナ(仮面)とシャドー(影)の両面があるが、シャドーが極端に抑圧された両親から生まれた子供は、両親のような「極善人」(白い羊)になるか、抑圧されたシャドーの投影を受けて社会の落伍者(黒い羊)になるかであるといわれる。結局のところシャドーはやはり消し去り難いものなのだ。それが自分に顕れるか、投影されてしまうか。投影されたものを自分のものではないとするならば無責任だろう。
ラファエルとルキフェルは双子だったと言われている。もっと極端な説では、ルキフェルとラファエルはもともとは一人だったが、分離したというものもあるそうだ。
光と影は相反するもので、且つ一体。むしろ影は単体で存在することが出来るが、光は影なしには存在し得ない。影を掻き消す事、克服することは光を弱め絶滅させることと同義ではないのだろうか。

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殺人=異常の原因

Yahooの知恵袋で「異常な殺人とは?」という質問に答えて来たのだけど、では殺人は何が異常なのかという事となぜほぼ必ず異常と騒がれるのかについて考えてみる事にする。
思いついた事をつらつらと書いていくので、文として成り立たなくなるかも知れない…。


問; 何故殺人が起きるとほぼ必ず「異常」と騒がれるのか。

殺人者と「普通人」の違い…法(刑法199条)を犯したか否かのみ。ではなぜ「殺人者!」と糾弾されるのに「殺犬者!」(261条、動物愛護法)と眼の色変えて叫ばれないのか(両方とも自然犯のはず)。なぜなら人間の「仲間うち」である為。だが戦時中に多くの敵を殺した兵士ほど讃えられるのはなぜか。何故ならそれは「必要」であって平和時における殺人は「必要」でないから。罪証隠滅、復讐など加害者からして「必要」である殺人はどうか。それが(自救行為のように)、動機が了解可能で他に道がないものは「異常者」と呼ばれない事が殆ど。では戦時中も平和交渉という別の道がないわけではない。だが戦時中は「味方/敵」という区別のみが存在、味方は何であれ肯定、敵は何であれ否定となる。平和時にも困難は存在するが、「敵」という恰好の捌け口が存在しない。そして魔女裁判・異端審問となる。
「常識」からズレていれば、いつでも異端となり得る。だがそのブレが余りにも微弱であったり、肯定的なものであれば「裁判」は敗訴してしまう。またその「常識」は何に基づくものか。それは古くからそう考えられているものもあるが、新しいものについてはメディアが滝のように提供する「情報」である。情報と共に立場や思想が付随してくる。自ら考えるという面倒な作業を抜きにするため、多数はそれを受容する。そうして常識が出来上がる。常識という名の法を用い、国民総陪審の裁判が開始。殺人はそもそも自然犯的で、そのため陪審は罪名を見ただけで有罪に傾き易い。弁護人が付こうものなら、弁護人も異端とされて起訴されてしまう。被告人は無力である。何か語れば有罪の証拠となり、何も語らなければ酌量「加重」の根拠となる。陪審員の脳内には裁判が始まる前から既に有罪の判決書ができあがっているからである。こうして被告人は2度裁かれるのだ!
またこの業界では有罪=異常である。少数の逸脱者を狂気と決め付けることで、自分たちの正気を保証させる為だ。だから身体障害者は社会に受け入れられても、精神障害者はなかなか受け容れられない(→障害って)。「誰の中にも狂気は宿る」と語る人間や同意する人間は多いが彼らの「自覚」する狂気は何とも可愛らしい。結局「自分は」正気なのである。そのようにして語られる言葉は、字面が如何に真であっても偽でしかないのだ。

解1; 読者の注意を引き付ける。マスコミの「売る」技術。→「売れない情報は売らない」
解2; 異常に対し自分たちの正常を確認する。
解3; 不満などの捌け口。中世における魔女狩りの心理と同じ。

宣言を覆す

この前「バトンはもう二度とやらん!」って宣言したけど面白いの2つ見つけて来てしまった。
それにしても1000hitどうもー。因みに1000踏んだの自分だ(爆

最近全く考察系の文章書いてないな。ちゃんとそのうちネタ探して書くよ。いやネタは今も腐るほどあるんだけども。

総理大臣占いなる摩訶不思議な所に行き当たった。
僕は「老人に喜ばれる総理」で支持率66%(本日の最高支持率)だそうだよ。

死に様占い。これは面白い。荒唐無稽だが。


死亡診断書
お名前: 北落師門
死亡した状況:
 空腹に耐えかね、あなたは道端に落ちている美味しそうなおにぎりを拾い食い。
 美味! いまだかつてないまったりとしてキレのある食中毒の味!
 死亡。
死因: 食中毒
死因の種類: 自然死及び病死
死亡した場所: 路上


だそうだ。大丈夫、僕は死にそうになっても拾い食いだけはしない…。
食うなら夾竹桃か冶葛だな

戯言の群れ

今日は政治家が可愛いという話をする事を思いついた。
画像はクリックするとでかくなる。

USBから発掘されたもの。2008/8/8。
やっぱりこの二人はいつ見ても可愛い。

温福田

えっとご存知福田康夫前総理大臣+温家宝中国首相。テレビで見たときなんか二人とも大笑いしながら繋いだ手をぶんぶん振ってて、兄弟みたいですごい微笑ましかったのを覚えてる…。個人的には福田さんが兄貴。顔だけ見ればorz
福田さんの「あなたとは違うんです!」は良かったな。いや皮肉じゃなくて福田首相は結構好きだった。控え目なのもいつでも真ん中な立場なのも日本の代表らしくていいじゃなかったか…。ん、ひょっとしてマンガばっか読んでて漢字の読みどころか平仮名の綴りも間違え始める麻生さんの方が日本の代表らしいって?最近の日本はそうかもな。
温さんって好々爺の典型みたいな人でテレビに映る度にその前でにこにこしてる人がここにいるよ(お前はアホか)あの速記者に優しい喋り方(=ものすごく、ものすごく、ものすごくゆっくり)も可愛い。あの人はちゃん付けで呼ばなきゃいけないような雰囲気の人だな。一国の首相だが(笑)

childputin

ちっちゃいプーチン。ああ、あの人にも子供時代があったんだ…って思うよな(思わねえ
悪ガキだったと自分で認めておられますぞ。因みによく遅刻したらしい。極寒の中(まあ、ロシアだから)コートも羽織らずダッシュしていたらしい…。どこの子供も一緒だな!

Hitler_1933

数日前に4時間かけて描いた1933年のヒトラーの肖像。ったく暇だなあ自分(笑
古本屋で「死にかけてる」と表現するのが似合うような古本を2冊買ってきて、そのうちに載ってた写真。本当は3冊セットでヒトラー、東条英機、ムッソリーニと揃うはずなんだが、何故か隈なく探してもムッソリーニだけ無かった。この写真、マイン・カンプの表紙よりベストショットだと思うぜ…。
ヒトラーって模写の対象としては最高なんじゃないか。七三分けでちょび髭生やしてる男なら誰だってヒトラーだって判るだろ。あまりにもヒトラーばかり描き過ぎてヒトラーだけ妙に上手くなっちまったよ。でも僕はヒトラー崇拝者じゃない。知人に全力で「嘘だ!」って言われそうだけども(爆)僕はヒトラーを描くマニアであってヒトラーその人に関してはそんなにマニアでもない。ナチス周辺に関して敬服するほど詳しい知人がいるんだけども…。僕は切り裂きジャックに詳しいがねいや何でもないです。
僕とヒトラーの共通点。ケーキを選ばせると必ずチョコケーキを選ぶ事。
史実だよ!「ヒトラー~最後の12日間~」で誕生日にユンゲ(だったか?)がチョコケーキ作ってあげてるぞ。ほんとにチョコケーキが好物だったらしい…。
そういやワルキューレ。ヒトラー役の人―名前忘れたけど―目の奥まで似てて半ばぎょっとした。最後の云々のヒトラーはちとだけくしゃくしゃっとし過ぎだった。表現が意味不明だけど印象がそういう副詞だからしょうがないと思って(黙)

hitlerdog

こ、これはヒトラー自身が描いた犬…。
ここでヒトラーの描いた絵を紹介している。なかなか意外と凄い。見直したぞヒトラー。だがヒトラーは独裁者にならなければ画家になろうとしたような人だからなあ…だがヒトラーが画家になっていればWW2はなかったのかと問えばそうでもないな…そんな事を考える。

画像を取り込もうとして改めて突き付けられる現実。うちには何とスキャナーがない!
そして僕が結局使ったのはEOS5D Mark2…。Mark2に対して不敬過ぎる…。

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Irony, Satire and Truth

Biography

北落師門

Author:北落師門
特徴: 研究者気質(何)、厭世家、人嫌い、典型的ブックワーム。
大量の学問だけで出来ていると思う。詭弁と皮肉で武装している。
目の悪さが半端ない。あと、電話と食事と世間話が天敵。
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