InAequabilitas

Date : 2009年02月02日

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エゴグラム

エゴグラムは性格検査のひとつで、デュセイが考案したもの。
ひとの心を5種に分け、それぞれの量(?)を指標にし、グラフにまとめる。

自己チェックはこっち。ふたつ置いとく。
折れ線グラフで出る←→棒グラフで出る
うしろの方はついでに相性診断すらついててそのうえコメントが辛口で面白いよ。

5つの心は次の通り。
CP-厳格な父親。要は頑固で厳しい。
NP-優しい母親。思いやりがあって他人を受け入れる。
A-大人。論理的、分析的、事実を重視する。
FC-自由な子供。天真爛漫でいわゆるがきんちょ。
AC-従順な子供。大人に気に入られる子。
wikiの解説はこちらでございます。

日本ではNPが一番高いのが理想らしい。「優しさ」「思いやり」が大好きな日本の「和」文化ならではの話だ。
エゴグラムとなんだか関係なくなるのだが、僕は中島義道さんの大ファンだ。「私の嫌いな10の言葉」「孤独について―生きるのが困難な人たちへ」「ウィーン愛憎」などを書かれた方で、僕は昨日今更のように『<対話>のない世界』をブックオフで(ごめんなさい)買った。
日本の<優しさ>が個対個の<対話>を圧殺しているという。人が傷つくといけないと言って日本人は「その言葉の裏に」を濫用している、ということ。…詳細は前掲著書に譲る。
対して欧米ではAが最も高いのが良しとされるそうだ。この差異はどこからくるのか…も前掲著書に譲る。

点が高いほうからa,b,cとし、それを縦軸にとる。横軸に5つの心をおいて、グラフになる。
因みにふたつ掲げたチェックの前者では受けた人々のタイプの順位をのっけているが、上位3位はbabba,bbbba,bbbbbだった。まんなかのbばっか。平凡な人多し。あ、そりゃそうか。
でも気になるのが、下まで見ていくとACとNPの高いのがかなり上位にきていること。自分を圧殺し、ひとに「やさしい」人々が多いのだ。
たいていこういうものを「自己」チェックさせるとついつい自分を美化してしまうことがある。そこで美化する先がAとかではなくその二つだった。美化をしていなくても、「なるべき自分」になろうとしてみんなそういう人間になっている(なれてない人もいるが)のだから、テストをした人の大部分がNPとACを美的である、と感じていたのには違いない。
優しくなるな、自己中になれ、と言っているのではないが、なんだか日本は過剰だ。
頭がふにゃふにゃに柔らかい頃から「ひとにやさしくしましょう」「くうきにはさからわないようにしましょう」云々の綺麗事を聞かされて育っている。それが美徳だと覚えこむのも無理はない。だがあまりに「空気を壊す人」を嫌悪しすぎているのではないか。
中島氏のコピーみたいになってきて厭なのだが、言い訳のように言っておく。これはあくまで僕の見解だ。
たとえ言っていることがいくら正しかろうと「自分を不愉快にさせたのでけしからん」「みんなのいい雰囲気をぶち壊して気に食わん」という基準で発せられる言葉を捉えているのである。悪意を持って「ぶち壊し」たのならまだしも、現状改善とかの目的であっても同じ対応だ。
そのために人は話す事を放棄する。頷けばいいのだ。そうすれば誰も何も迷惑なんかかかんないか、責任なんかとらなくていいと思っている。それは正しいのか?

眠くなってきたのでこの辺で止めておこう。語りたければまた語るから。
どうせブログは一方的だ。見たけりゃ見ればいい、面と向かっての対話よりずっと威力はないのだし。
僕のエゴグラム結果を見たい方は追記をどうぞ。
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Irony, Satire and Truth

Biography

北落師門

Author:北落師門
特徴: 研究者気質(何)、厭世家、人嫌い、典型的ブックワーム。
大量の学問だけで出来ていると思う。詭弁と皮肉で武装している。
目の悪さが半端ない。あと、電話と食事と世間話が天敵。
Detail/本棚

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