始まっちまったねえ…
初日は対象事件が4件起訴されたそう。千葉2、秋田・青森1だったかな?
こんな調査結果が。
調査は17日に実施した。裁判員裁判に「参加したい」は16・2%。これに「あまり気が進まないが、義務なので参加すると思う」の37・2%を加えると53・4%となり、「参加したくない」を7・6ポイント上回った。
男女別では、女性の「参加したくない」が51・7%で過半数を突破。男性の同回答を12・2ポイント上回った。逆に「参加したい」は、男性が9・5ポイント女性を上回った。年齢が上がるほど抵抗感が強まる傾向がみられ、男女とも「参加したくない」は60歳以上が最多。30代が最少だった。
地域別にみると、「参加したくない」が最多だったのは東北の54・1%。最少だった北関東の40・9%と13・2ポイントの開きがあった。
「気が進まないが参加」と「参加したくない」とした人に理由(選択式)を聞くと、「正しい判断をする自信がない」が43・0%でトップ。以下「人を裁くことに抵抗がある」(26・0%)、「仕事などが忙しく時間が取れない」(15・8%)が並んだ。
一方で、「残酷な犯罪などを見聞きしたくない」は6・1%、「(被告人らから)逆恨みをされるのが怖い」は4・7%にとどまり、自分の能力への不安や生活についての事情などが、消極的な姿勢の中心的な理由となっている実態が浮かんだ。
また、「裁判の過程で被告が死刑だと思ったとき、死刑を選択できるか」を聞く質問では、「選択できない」が39・1%を占めた。審理の内容にかかわらず、法定刑の一つとなっている死刑を除外して考えるとする意見の多さも、制度の課題といえそうだ。
(え、一番やりたがってない東北で2件も起訴されたけどいいの…?)
裁判員制度批判3度目はもう書くことがなくなってきた気がするので何もしない。
(過去の意見はこことここ)
何か情報不足で変な事書いちゃってたような気がするけども。
本として面白いのは『激論!「裁判員」問題』(木村晋介監修、朝日新書)。題のとおり反対派・西野喜一氏と賛成派・高野隆氏の討論と木村晋介氏の司会(?)の様子。賛成派は何を不思議な事を言い出すかなと思っていたら、意外とまともな(失礼!)主張が出てくる。双方の意見が同時に理解できてなかなか良書だと思う。…僕はブックオフに行くことをお勧めしておくよ!(本人は350円で買った)
Comment
裁判員制度ですか、あたしはまだ学生(高1)ですが、かなり興味はありますね。
将来の夢が検察官って言うのも影響してると思いますが。
やっぱ自分の判断で人を裁くのは抵抗があるんでしょうか。
参加したくないって言うのよく耳にします;;
検察、いいですね。最近は法曹になりたいって言えば弁護士しか聞かないような気がしてるので。検察事務官さん達を休ませてあげられるように是非なって下さい(何
裁判員法の施行と一緒にちゃっかり検察審査会法の改正版も施行されましたよ。意外と無視されてて微妙に悲しい…。
やりたくないという人は自分の判断で裁くのが嫌なのではなく自分の意見を表明しなければならないのが嫌なのではないかなと思います。たいていの人は「周りの空気」に従いますから、自分の意見を持つという事に慣れていない、むしろ許されて来なかった風があるのではないか。
でももっと単純に「仕事はどうするんだ」、「単位が足りないよ」、という俗っぽい理由が本音としては一番なのではないでしょうかね…。
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